メールマガジン「ベトナム株情報」 
VOL.66
2010.3.2


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ベト株チャートが、新しくなりました!

ベト株チャートが、新しくなりました。
以下のカテゴリー毎にベト株が独自でデータを集めて作成したチャートを掲載。

・マクロ経済チャート
・ミクロ経済チャート
・日越関連チャート

ベト株チャートは下記URLよりご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/chart_list_view.php?c_id=1
※拡大図は有料会員のみの閲覧となります。


「ベトナム株情報」ニュースカテゴリー変更のお知らせ

2010年2月8日より、ベト株ニュースカテゴリーについて下記のとおり変更いたしました。

・「HOSE公式」から「HOSE」へニュースカテゴリー名を変更(タブは変わらす「ホーチミン」)
・「HNX公式」から「HNX」へニュースカテゴリー名を変更(タブは変わらす「ハノイ」)
・「ベト株セレクト」から「ベト株特集」へニュースカテゴリー名を変更
・「ピックアップ」を廃止

また、各カテゴリー一覧またはニュースページ上で、オフィシャルニュースについては
オフィシャルマークのアイコンが表示されます。

※オフィシャルニュ-スとは、ホーチミン証券取引所、ハノイ証券取引所、証券保
管センター、国家証券委員会から公式発表されたニュースです。


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CONTENTS
 
01. ベトナムはアセアン諸国で最も魅力的な投資先
02. カテゴリー別 週間☆アクセスナンバーワン!ニュース
      (2月22日~2月28日)
       ベト株特集
03. 噂のうわさ話
      HPG(ホアファットグループ)
04. サイゴン・街角風景
      「仲良くペダル踏み」
 
 

01.ベトナムはアセアン諸国で最も魅力的な投資先

  海外直接投資(FDI)登録額において、長期間にわたって3番目を維持してきたアメ
リカだったが、09年に98億ドルの海外直接投資(FDI)登録額を記録しベトナムの最
大投資主となった。最近ニューヨーク市場で行われたベトナムの10億ドルの国債
発行でも、国別でアメリカ投資家は全体の56%を購入している。

  以下はそれらの問題についての米国商工会議所(AMCHAM)の縫製・靴部のHerb
Cochran氏へのインタービューである。

  記者) 景気後退に直面しているにもかかわらず、アメリカはベトナムへの投資を促
進しているのはなぜでしょうか?

  Cochran氏) 中国及びインドに既に工場を設立した多くのアメリカ企業は更にアセ
アン諸国で工場を建設する意思を表明していますが、ベトナムがアセアンで最も魅
力的な投資先だと評価されています。

  10~15年前に投資先としてアメリカ投資家は中国よりアセアンを高く評価しました
が、2000年に中国は世界貿易機構(WTO)に加盟した後、アメリカと中国双方の投
資貿易関係は、アメリカとアセアンとの関係よりも遥かに密接な関係に発展しました。
アセアンは一体化した市場にまではまだ発展していないことがその一因として挙げ
られるでしょう。

  しかし、アセアンは現在、アメリカが第1に優先するパートナーの1つとなっています。

  記者) アメリカ投資家はベトナムでどのような分野に関心を持っていますか?また、
10年のアメリカの対ベトナムFDIはどうなるとご覧になっていますか?

  Cochran氏) アメリカ投資家は、不動産やホテル、観光、インフラなど、グローバル
化及び国際的なビジネスを促進する分野に非常に大きな興味を寄せています。不動
産と言えば、ほとんどは長期的投資を目指すと言えるのではないでしょうか。ホテル
分野でも本体をシカゴに置き、45カ国に不動産400カ所以上を保有しているHyattグ
ループもベトナムの不動産を取得しました。

  また、電子製品製造や自動車生産などのメーカーもベトナムを有望な工場設立拠
点と見なしています。

  記者) ベトナムの場合、FDI誘致で最も大きな障害は何だとお考えでしょうか?

  Cochran氏) 第1に、それは市場の規模が小さいことでしょう。ベトナムを含むアセ
アンはまだ同一関税手続きや同一基準、同一関税率など、一体化した市場を確立す
ることができていません。アセアン加盟国は2015年までにゼロ関税としますが(AFTA
=アセアン自由貿易地域)、これによりベトナムを含むアセアンはより多くのFDIを誘
致できるようになるでしょう。

  第2に、インフラがまだ整備されていないことです。深水港湾や橋梁、道路、電力施
設、航空施設などが劣っているため、FDIが伸び悩んでいると言えるでしょう。

  第3に、違法なストライキです。06年から08年までは違法なストライキが多発しまし
た。労働者の権利と労働使用者の権利を守り、安定的な投資環境を確保するために、
08年8月18日に首相は決定第1129/QD-TTgを打ち出さなければなりませんでしたが、
それは期待通りの結果を収めるまでには至っていないと見ています。

  第4に、熟練労働者数の不足、及び政府・業者・教育者・労働者との連携による人材
開発プログラムが限られていることです。

  FDIを刺激するためベトナム政府は過剰に金融財政面を注視し、人材開発に充分に
力を入れてきませんでしたが、それは大きな間違いだと見ています。

  第5に、手続きが過剰に複雑なことです。

  第6に、インフレ抑制が狙いである価格管理ガイダンスが懸念されるようになっていま
す。高インフレ再燃を懸念していますが、価格管理の代わりに、価格を安くするために
サプライチェーンを自由化するなど、市場原理に反しない他の方法をさぐるべきだと見
ています。もしこのガイダンスが発行となれば、我々の会員とそれらのパートナーは悪
影響を受けることになるでしょう。


  [Thu Nguyet, TBKTSG , www.cafef.vn, 14:47 GMT+7, 22/2/2010 ]

 

 

02.週間☆アクセスナンバーワン!ニュース
              (2月22日~2月28日)
 
このコーナーでは、前週のベトナム株情報(www.viet-kabu.com)のアクセス数の
多かった記事を紹介いたします。


■ベト株特集
10年にインデックスが急上昇する可能性は?
[2010/02/24 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100223060905.html
 
  10年のベトナム株式市場の先行きについては依然として賛否両論がある。このほど
タンロン証券のアナリストは、10年にVNインデックスが700レベルを突破する可能性
もあれば、430レベルに下落する可能性もあるという見方を示した。

  以下は今後の株式相場の動向について、ホーチミン市経済大学のレ・ダット・チ金融
投資学課長へのインタビューである。

  記者) 上場企業の09年の業績と市場全体の成長をどのようにご覧になっています
か?

  チ氏) 全体的に見れば、09年に上場企業のほとんどは好業績を上げられました。
ホーチミン証券取引所(HOSE)が発表した135社の業績を見れば、損失を出した企業
は僅か4社で、08年より遥かに減少しました。

  私が調査を行った上場企業111社の09年の税引後利益成長率は134%にも達しま
したが、これもVNインデックスの成長率(+60%)に寄与したと言えるでしょう。

  記者) 10年にVNインデックスは引き続き上昇するとお考えでしょうか?

  チ氏) 調査を行った上場企業111社の平均株価収益率(PER)が・・・・ 
 
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■ベト株特集
HAG、型にはまらないドウック会長の経営ノウハウ
[2010/02/24 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100223054649.html
 
   2010年に70%の利益成長率を目標としている ホアン・アイン・ザ・ライ[銘柄コード:
HAG]
。以下は型にはまらず・効率性を追求するという経営ノウハウに関するドアン・
グエン・ドウック会長へのインタービューである。

  記者) 5年後のHAGはどのようなグループになりますか?

  ドウック氏) 取締役会は10年の利益成長率目標を57%としていますが、70%の
利益成長率を遂げられるよう努力を図りたいと考えています。その目標を達成する
ための基盤は既に確保しております。

  鉄鉱石採掘や鉱山開発、ゴム栽培、水力発電所などへの投資に力を入れていま
すが、10年の利益には不動産は引き続き最も大きな割合を占める見込みです。鉱
山開発と水力発電所の運営も10年内に利益を生み出すようになりますが、利益に
占める割合はまだ小さいでしょう。鉱山開発による10年の利益は 6,000億ドン(約28
億9,900万円)、11年は1兆5,000億ドン(約72億4,600万円)、12年は2兆ドン(約96
億6,200万円)となる見込みです。

  12年には鉱山開発と水力発電所は安定的に利益を生み出すようになり、不動産
事業による利益の割合は全体の・・・・ 
 
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03.噂のうわさ話
 
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。
 
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______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・HPG(ホアファットグループ)の 巻!
(2010年2月24日発行ベトナム株通信第990号より)
______________________________
 

HPG(ホアファットグループ)■↑↑

  HPGはハザン省に埋蔵量5,000万トンの鉄鉱山の権益を50%保有している。また、
ラオカイ省、イエンバイ省、ラオスなどにも鉱山を多く保有している。現在の鉄鉱石の
価格は1トンあたり100ドルであるため、HPGはハザン省だけで25億ドルの資産を保
有していることになる。同社がこの鉄鉱石を全部開発すると、利益は非常に大きくな
るだろう。



04.サイゴン・街角風景
 
毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「仲良くペダル踏み」です。



市内の交通手段はバイクが圧倒的に多いものの、学生さんの乗り物の
主役はどうやら「自転車」のようで、街中でそんな自転車愛用者の若者
をよく見かける。
 
写真の自転車2人乗りの女の子。おや、何だか妙だとよくよく見てみ
ると、前に乗った人だけでなく後部座席の人も一緒に「ベダル」を踏
んでいるではないか?
 
「ペダル踏み」の作業を2人で仲良く共にするその姿を微笑ましく感じ
た。
 
ホーチミン市5区にて撮影。
 
(photo by C*M)

 
 今回は、ここまでです。
 最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。

今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

______________________________
 
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